【結婚式引出物の持込料】疑問と無料にする交渉

「贈りたいものを選びたいだけ」で「余計な出費がかかるのは納得がいかない」といった疑問と交渉術について、10年のブライダルプロデュースの経験をもとにご説明いたします。 このページをご覧の方は既に持ち込み料が一品に付き500円とか1000円とかかかりますと言われた方かもしれませんね。
式場提携のギフトショップでは贈りたいアイテムが見つからず「ご自分たちが贈りたいものを選びたい」そういった方は少なくありません。 会場によって名称は様々ですが「持ち込み料」「保管料」などと設定している結婚式場が多いですね。 最後に記す「持込み料を無料にする方法」は担当プランナーとの関係を悪化させないように細心の注意を払ってくださいね。 この記事が貴方の結婚式に少しでも役にたてば幸いです。 持込み料、保管料についての概要は下記の通り。

引出物持ち込み料/保管料が一般的にかかる結婚式は?

あくまで一般的な話ですが結婚式をメインもしくは経営の一つの柱として考えている会場は大抵の場合引出物持ち込み料が発生します。 例をあげると「専門結婚式場」「ハウスウェディング会場」「結婚式をある程度の数をこなしてるホテル・レストラン」といった場所です。 また会場とは違いますがブライダルプロデュース会社に依頼している場合も持ち込み料の設定がされている場合が一般的です。

持ち込み料がかからないところは?

通常レストランでは持ち込み料が掛からない場所が多いでしょう。 但し先にあげた「結婚式をある程度の数をこなしてるホテル」などに併設されているレストランでは持ち込み料の設定がされている場所のほうが多いでしょう。 レストランウェディングでもプロデュース会社を通して行う場合は持ち込み料が掛かる場合がありますので注意が必要です。

引出物持込み料が掛かる理由

ここでは結婚式場/プロデュース会社の立場から説明いたします。理由は下記の通りの3パターンが考えられます。

引出物からの利益がなくなるから

当然ですが利益がなくなると困ります。結婚式場/プロデュース会社は営利団体なので利益がなければ運営できません。 引出物からはある程度の利益を見込んでプランの作成や会場、会社の運営がされています。 これは「仕入れをおこして販売」する方法と「紹介斡旋による手数料」とに方法は別れますが、とにかく引出物にまつわる利益がなくなるわけです。 プロデュース会社によってはプロデュース料をとらない、もしくは小額な為にその他の引出物・ドレスなどのマージンのみで結婚式の施工の人件費を賄っているところもあり、 その場合は当然ですが引出物が持ち込まれるとサービスができない状況になります。ですから引出物の持込み料を設定して経営リスクを減らすのは当然です。

提携の業者の利益を守る為

ホテルや専門式場、プロデュース会社の場合は引出物販売業者がそれぞれ決まっています。そこを使ってもらえれば会場も利益をあげられます。 引出物販売業者から引出物を陳列してもらうブース料などを毎月徴収している場合は取り扱い業者の利益を守る上でも持ち込みは阻止しなければいけません。 同じような理由ですが結婚式場を建設、改修する際に業者から保証金を預かったり、協力金をいただいたり、 引出物を独占販売する権利を買ってもらったりして資金を集めた経緯などがあれば同じように引出物の持ち込みを阻止して 提携の業者の利益を守る必要がでてきます。

持込による手間を省くため

これは良くウエディングプランナーが使う表現ですが、持ち込まれる場合は以下のような手間が発生してきます。 その手間賃や保管する場所代として設定しているという名目です。 また持ち込まれた引出物といえどもゲストからはその会場で提供されたサービスに内包されている事柄なのである程度の責任も負う形になります。 結婚式は成功して当たり前で不備があると会場の評判にも関わります。

  • 引出物を受け取り、検品する手間
  • パーティー当日まで預かる場所代や管理費用
  • 当日に引出物をセッティングする費用

上記のような手間賃や管理費用は、通常は指定業者からの引出物販売の利益から捻出されていますが、 それが無い場合は発生するという仕組みでお客様に納得していただくフレーズです。

申し込まれているパックプランが崩れるため

これもよくある手法ですが、お得なパックプランに既に引出物が一定額で組み込まれている場合は持ち込みは出来ない、 もしくはパックの引出物を使わなくても割引はしないなどの表現は多く目にするところです。

どうすれば持ち込み料が無料になるか

式場/プロデュース会社もお客様との関係を悪くするのは避けたいですから交渉によって無料にできる場合もあるでしょう。 大抵のお客様は持ち込み出来ない理由が聞けたらそれで納得される場合が大半ですが、まれに交渉上手な方もいらっしゃいます。 大きくわけて3パタンを説明します。

結婚式の正式予約をする前の方

まだ正式に予約が完了していない方なら無料にできる可能性が高いです。プランナーも成約が取りたいですから契約前なら強気に出れます。 引出物の持込みの理由は「取り扱ってないアイテムを贈りたい」や「外部で買ったほうが安いから」や「自分で手作りしたものを引出物にしたい」など様々でしょう。 要するに引出物を持込み自由にしてくれたら契約したいと伝えることです。 また担当のプランナーが持ち込み料の免除の権限があるかないかは担当によって様々ですが、 権限の有無に関わらず大抵は上司に確認をとってきますと一回離席はするでしょう。下記のような頼みかたが良いかと思います。

  • 親戚にギフトを扱ってる人がいて引出物の持込みが会場決定の一つの条件になっている
  • 親の関係で引出物はそこを使うと決まってる
  • どうしても使いたい引出物があるので持込み自由にならないなら他で決める

または使いたいアイテムを式場に取り扱ってもらうよう頼むのも有りだと思います。但しその場合は割引は有り得ませんが...

既に正式に契約が完了している方

すでに結婚式場、プロデュース会社と契約が完了している場合はより高度な交渉が必要になってきます。 相手は既に貴方の引出物から得られる利益をある程度計算していますからね。 「これが無理なら契約解除する」と言った台詞は最後まで避けなければなりません。 たとえ無料になったとしてもプランナーとの間が不仲になれば結婚式の成功は有り得ないですからね。

まずは「自分たちでコントロールできない状況をアピールする」。 この場合は「実は最近わかったのですが親戚(知人)にギフト屋がいるみたいで...」などと自分も第三者的な立場から説明する方法が良いかと思います。 まあこの程度の説明で無料になる確率はかなり低いですが.... これで駄目なら「親がそこを使えないなら会場を変えてもと言い出して...」ここまでくると相手も交渉のテーブルに乗らざるをえない状況が出来上がります。 あくまで新郎新婦はプランナーの立場を理解しつつ親の意向にも逆らえない微妙な立ち位置での交渉です。 大事なのは新郎・新婦本人がプランナーと直接交渉をしなくて済む方法で行うということです。 または「良い結婚式にはしたいけど予算がないのでプランナーに協力を仰ぐ」といった本音作戦もあります。 例え引出物の持込み料が無料にならなかったとしても何かしらの条件は引き出せるかもしれません。 また結婚式当日に自分たちで持ち込んでセッティングするなどの手間をかける必要も出てくるかもしれません。 ここまできたら上記のような「手間と人間関係がこじるれるリスク」と「引出物を持ち込むメリット」を天秤に掛けて交渉するかしないかを良く考えて下さいね。

引出物を宅配にする

最後はさいきん注目の「結婚式引き出物の宅配サービス」を使って、ゲスト宅へ直接お届けする方法です。
この方法だと会場へ引出物は持ち込む必要がないので持込み料自体も発生しません。 メリットは他にもあり「引出物袋の購入も不要」「割引で引出物の購入が可能」「ゲストがてぶらで帰れる」などがあげられます。 デメリットは「宅配料金がかかる」といった事ですが宅配料金も無料のギフトショップも多々あるので探してみると良いでしょう。 また当サイトの引出物の宅配についてのページもご覧ください。 プランナーには「親が最近出席した結婚式で体験して引出物を宅配にしようと言うものですから...」などと話せば良いと思いますよ。 但し当日に引出物が当日会場にないのは不信感があるなどのトークが返ってくるのは当たり前なので、 当日司会者に「大きな引出物は皆様の負担となるかと考えて引出物はご自宅へ直接お届けいたします。」などとアナウンスを入れてもらうことや、 席札と一緒にご自宅へ引出物を届ける旨を記したカードを準備するから大丈夫と返答すれば納得してもらえるでしょう。

注意すべきは引出物入りのパックプランで申し込みをされている方は「宅配にしてもパックの割引はありませんよ」って返答がきてどうにもならないケースもあるでしょう。 その場合は「プランの変更はできませんか?」などと最初から理由は明かさずに「引出物無しのプランに変更しておく」。 変更が無理といわれた最終手段は「使わないものにお金を払えっていう会場なの?」 って台詞ですが使わないようにしましょう。使いたい場合はおそらく「他のことでも頭にくることがあってキャンセル料を支払っても良い」という状況でしょうけど、 世間を狭くしても仕方ないのでそっと大人しくキャンセルだけしましょう。

最後に

何度も記してますが、担当プランナーとは結婚式後も大事な付き合いになる方も多く、お二人の晴れの日を一緒に迎えるパートナーです。 良い関係を構築できればきっと素晴らしい結婚式となるでしょう。良い結婚式とは当日あらゆるハプニングが起こっても笑って思い出される結婚式です。 まだ引出物選びに迷ってる方は「結婚式引き出物の選び方」の記事もご参考に。 皆様が心から良かったと思える式のお手伝いが出来るような記事配信を続けたいと思います。

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