引き出物の縁起物の「鯛」のイメージ

引き出物の縁起物って必要?風習・しきたりは?

結婚式の引き出物に縁起物は必要?ここで言う「縁起物」は他には「三重ね」などと呼ぶこともあり、基本的には引き出物に入れる「メインの記念品」「引き菓子」以外のものを「縁起物」と呼びます。 その縁起物ですが一般的には「鰹節」や「赤飯」「うどん」などが使われます。それぞれ縁起が良いものになっており、昔からの風習を受け継ぐ形で現在でも利用されるものです。 この記事ではこれらの結婚式の縁起物の風習についての解説と意味を解説していきます。

縁起物は絶対に必要?

結論から言うと「縁起物は入れておくべき!」だが「場合によってはなくてもOK」ということです。 大都市では引き出物はメインと引き菓子の2点という方も最近は多い傾向です。 逆に「地方」では5品以上の引き出物のセットにする地域もあります。北陸・甲信越地方では品数が多い傾向にあります。 例えば新潟ですが通常「5品」で「松の葉」「赤飯」「引き菓子」「籠盛り」「記念品」の5品だそうです。 これらは今も「地域の風習が根強い」ということで、その「風習を守らねば常識が無い」と思われたくないといった意識の差でしょうね。 折角の結婚式ですからゲストに地域の風習を気にされる方が多い、またはそれを常識だと思ってる方が多い場合は、 その地域の風習を守った引き出物を贈る必要があるということです。
逆にご友人などで、風習にとらわれないゲストについては2品でもかまわないとも言えます。 これらが都市部と地方の引き出物の数の差となっています。
引き出物を考える際には是非「両親・祖父母にも気にしなければならない風習・しきたりが無いかどうか」相談すると良いでしょう。 気にする人がいなければ「無くてもOK」気にする人がいれば「無難に入れておくべき!」ということです。
それがわからなければ「縁起物は入れておくべきです」品数が多くて悪い気がする方はいません。 「結婚式引き出物の選び方とポイント」の記事も参考に!。

品数を縁起の良い数字にする役目

一般的に引き出物で多い品数は「3品」です。よく言う基本セット「メインの記念品・引き菓子・縁起物」ですね。 日本では古来より「2」は割り切れる数字で、「割れる」から「分かれる」ということで別離を連想して良くないとされています。 なので結納などの品目も「5.7.9」といった具合に奇数に揃えて「割り切れない数にするのがお祝い事の数の基本」となっています。 縁起物が無い場合は偶数になるのでそれを避ける意味でも縁起物が必要になってきます。
ということでこういった決まりがわかる年代のゲストには「縁起物を入れて奇数にしましょう」というのが数の風習からみた 縁起物の必要性です。それを気にしない若い世代には偶数でも良いかもしれませんね。 余談ですが「2」は「ペア」と捉えて「良し」とする考えもあります。
よくある事例ではメインの引き出物を「ペアカップ」にするなどですね。流石に4つにするセットはお目にかかりませんが... ということで「引き出物」は「2品」でも条件付でOKだけど「奇数」にするのが無難ということになります。
「みんなどうしてる?引き出物の相場と数」の記事も参考に!。

縁起物の意味合い

古来より縁起物には品物ごとに込められた意味があります。それらを理解して縁起物選びをするのも楽しいかもしれませんね。

  • 鰹節(かつおぶし)

    鰹夫婦節・勝男武士・勝つ魚・松魚節

    「勝ち魚」と考えられ、おめでたい儀式に用いられる代表的な魚です。結納では「梅飾り」として使われます。 鰹節は、鰹の背の部分(背節)を「雄節(おぶし)」と呼び、お腹の部分(腹節)を「雌節(めぶし)」と呼び、その両方を合わせて一対となることから 「ひと組、一対になる:夫婦仲良く円満」ということで、縁起が良いことから結婚の引出物に使われるようになりました。 蛤(はまぐり)と同じ考え方ですね。

  • 昆布(こんぶ)

    子生婦(こんぶ)・よろこぶ(慶ぶ)

    「よろこぶ」に通じることから、お祝い事には欠かせない食品です。子宝に恵まれるように、という願いが込められています。 昆布茶や昆布の佃煮などを使われる方も多いですね。

  • 鯛(たい)

    めでたい

    結納では現在も肴料を現金で贈りますが昔は「鯛と酒一升」を贈る風習でした。また鯛を対でおくり一生添い遂げるといった意味で使われる地方もあったそうです。 紅白を思わせる「おめでたい色」と今でも残るお祝い事には「鯛」といった風習が色濃く伝わる縁起物のひとつです。

  • 海老(えび)

    海老の尻尾が曲がっている姿を老人に見立て、「腰が曲がるまで末永く幸せに」という願いが込められています。 これは結納で言うところの「高砂人形(たかさご)」や「友白髪(ともしらが)」と同じ意味合いです。 伊勢海老やオマール海老は、見た目も「赤」が華やかで結婚式のメニューでも人気ですね。縁起物では海老を丸ごと使ったお菓子などを使われる方もいますね。

  • 赤飯(せきはん)

    赤飯は祝いの席でふるまわれる定番ですね。 古来より赤色(朱)は邪気を払う力があると考えられており、赤米を神様に供える風習があったそうです。 現代でもお祝いのときには赤飯を用意される家庭も多いでしょう。説明不要の縁起物です。 最近はレトルトパックの赤飯も多くあり、日持ちもしますから引き出物に選ばれる方も多いですね。

  • うどん

    うどんは「長くて太い」ということから、昔から長寿の縁起が良いとされています。

各地方でどんな縁起物を贈っているかを一部ご紹介します。
香川県:「おいり(あられの一種)」新潟県:「松の葉(かつおぶしやタオルなどの小物を「松の葉のように色褪せないお付き合いを」という意味で贈る習慣)」「赤飯」「籠盛り(果物やハムなどを入れた籠)」 富山県:「細工かまぼこ」北関東~東北:「口取り(盛り合わせ料理)」佐賀県:「千代結び(リボンのように結ばれた形の紅白の砂糖菓子)」 まだまだ色々ありますが、貴方が結婚する相手方の風習もしっかり理解して引き出物選びをすすめましょう。

最後に

縁起物はパッケージも華やかで様々なものがあり選ぶのも迷いますね。縁起物の意味には無理やり?って思われる意味合いも多いですが、昔からそれを贈ることが一般的とされてきたものです。 プチギフトで有名なドラジェやスプーン、引き菓子で使う「バームクーヘン」などもそれぞれ意味があり贈られてきた背景があります。 これからの時代も新しい意味合いを持つ「縁起物」が色々出てくるでしょうね。結婚式で準備するそれぞれのアイテムについての意味を考えて揃えていくと 準備が楽しくなるかもしれませんね。
「女性に贈る人気の引き出物ブランド特集」の記事や 「結婚式引き出物の宅配サービス」の記事もあわせてご覧ください。

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